誰でも一回ぐらいはチャレンジしたことがあるダイエットですが、成功率はなかなか低いですよね。その成功率が低い一番大きな原因はリバウンドです。世の中にあるいろんなダイエット方法はどれも効果を見ることはできますが、どれもリバウンドの可能性をもっています。なぜ体重キープは難しいのでしょか?
ダイエットのリバウンドにはいろんな原因があります。その中でも主な原因として、「筋肉量の減少」が考えられます。私たちが何もせずいるときに消耗するエネルギーのことを基礎代謝と言います。基礎代謝は様々な要因の影響をうけますが、一番重要な要因の一つが筋肉量です。筋肉量が多いと基礎代謝も上がるため、同じ体重でも筋肉と脂肪の比率によりエネルギーをもっと使う人と、割と少なく使う人がいます。
研究によると、筋肉が1kg増加すると、基礎代謝は大体15kcal~30kcalまで増加する効果があります。例えば、頑張って筋トレして、タンパク質も十分補充した結果、2kg程度の筋肉が増えた場合、一日にご飯を1/5茶碗ぐらいもっと食べられるぐらい基礎代謝が増加したことになります。では、ダイエット中に筋肉を増やして脂肪を減らすことは可能でしょうか?それがとても難しいです。なぜなら、ダイエット中はどうしても体重を減らすために食べる量を少なくするため、十分な栄養を取れず、筋肉を作ることが難しいです。また、女性は筋肉作りに必要な男性ホルモンの分泌量が少ないため、男性よりも筋肉づくりには不利な立場です。
一番良い方法としては、ダイエットを始める前にまず栄養をしっかり取って筋肉を作っておくことです。そのあとからは、筋肉をキープし、脂肪を減らすための努力が必要です。
目標体重に到達すると、食事もすぐ元に戻し、運動もしなくなりますが、両方を一気に元のように戻すと、リバウンドが来てもおかしくありません。筋トレも同じで、せっかく育った筋肉を維持するためには継続的な筋トレが必要です。つまり、筋肉を作っておいたから安心ではなく、継続的に使うからこそ筋肉として役割を果たせるのです。
ダイエットのときに行う有酸素運動は脂肪を直接燃やしてくれるため、必須だと思われます。無酸素運動も同じく重要で、せっかく減らした体重をキープするためには、必須項目ですので、並行で行うと良いです。筋トレの際は、タンパク質の補充も忘れずに行ってください。
どうしても筋肉運動が嫌な方は、体幹を鍛えてくれる効果のある骨盤ダイエットのエステを選んで継続的に通うようにしてもよいです。
以上、筋トレが体重キープに必要な原因についていろいろ説明させていただきました。毎日コツコツ続けることは大変ですが、自分が楽しめる筋トレの方法を探し、続けていくうちに習慣化させることができますので、まずは気軽にいろんな筋トレ方法を試してみましょう。