よくダイエットを話題とする中に度々出てくる「代謝」という言葉。「代謝を上げる」「代謝を良くする」など、このような言葉をよく耳にするかと思います。ダイエットをするに当たり代謝は重要なポイントになっているようです。

その代謝の中でも私たちは普段「新陳代謝」という言葉を多く耳にするのではないのでしょうか。新陳代謝は私たちの日常生活において一番身近な代謝であり、一般的に健康を保つために新陳代謝を高める方が多くいます。

しかしダイエットを目的になると、新陳代謝ではなく、基礎代謝を高めることを行っています。最近ではダイエットをするために、食事の量を減らしたり、運動量を増やしたりして体重を減らすのではなく、エステサロンに通う方が増えてきましたね。個人で行うダイエットもすることも出来ますが、ふくよかなままでいたい部分までスリムになってしまうことが珍しくありません。

そこで、よく痩身エステというワードを耳にしたことがあるのではないでしょうか。ダイエットを目的に、痩身エステを利用しているという人は少なくないのではありませんか。痩身エステというのはダイエットしたい人の基礎代謝を高めて脂肪を燃焼しやすくしてくれるものです。簡単に言えば代謝を上げて、痩せ易い体質を作り上げていくものです。骨盤を修正したり生態で代謝を上げたり、リンパや血流をよくするためのマッサージを施すなどの方法が主なものになります。

では食事制限などをするのではなくなぜ代謝を上げる必要があるのか。また代謝を上げると、ダイエットにどのような影響があるのか、利点など気になりますよね。そこで代謝の低下した時と上がった時とで、どのような違いがあるのかをご説明しましょう。

しかしその前に、ダイエットと関係のある代謝は、どのようなものがあるのか。またそもそも代謝とはどういうものなのか、そこからご説明していきましょう。

まずは代謝の基本を知ろう！

代謝とは、外部から取り入れたエネルギーや栄養素、要するに毎日の食事ですね。その栄養素を体内で燃やして消費することや、活動するためのエネルギーとして利用することを言います。私たちが普段の生活で自然と行う、体温調節や呼吸、他にも心臓を動かしたり、食べ物を消化・吸収したりするのも、すべて代謝の働きによるものです。私達の生命活動そのものといってもいい程、代謝は身近なものなのです。

そんな代謝ですが、一口で代謝といっても３種類あります。基礎代謝、生活活動代謝、食事誘導性熱代謝（DIT）の３種類です。これらはそれぞれどのような働きがあるのか、またそれぞれの高め方と共に説明いたしましょう。

ダイエットと基礎代謝の関係って？

まず基礎代謝とは、安静にしていても自然と使用されるエネルギーのことを言い、複数ある代謝の中でも６０％のエネルギーを担当するため、低下するとやせにくくなるなど、ダイエットには欠かせない代謝になります。さらに年齢とともに自然と低くなってくるものになります。

若い頃はたくさん食べても太らなかったけど、年齢を重ねるごとに太りやすくなったなと感じる方、沢山いらっしゃるのではないでしょうか。このような現象は、基礎代謝の低下が原因の１つとなっています。基礎代謝が低下するとダイエットが上手く行かず、脂肪やつきやすい体質になってしまいます。太りやすい状態になってしまうのですね。

それを避けたい、基礎代謝を低下させたくないという皆様に朗報です。基礎代謝を向上させたいと思ったら、筋肉を増加させることが効果的とされています。なので、運動をして筋肉量を増やしましょう。筋肉量を増やせば基礎代謝を増やすことができ、さらに代謝が悪くて減量が上手く行かなかった人も体質を改善することもできますよ。

生活活動代謝と基礎代謝

生活活動代謝はトイレや身支度といった私たちが普段の生活で行う動作や、仕事、運動など、ありとあらゆる体を動かす行為に加えて、新聞を読んだり、ニュースを見たりと脳を使った活動によって使用される消費カロリーのことを言います。名前のとおり、生活の活動のときに消費されるカロリーということですね。生活活動代謝は基礎代謝とは違い、意識して行動しなければ消費されないカロリーということになります。

これを聞くと、一般的に生活活動代謝といえば体を動かすことを重点に思い描きがちになりますが、脳活動による消費カロリーも本ダイエットにおいてはずせない重要なポイントになるのです。

そんな脳を使ったダイエット方法のポイントとして２つほど例を上げます。

脳活性のピーク時、カロリー消費量は約５０％上昇します。ですので、脳が完全に目覚める起床２時間後～脳が休息体勢に入る就寝２時間前のこの時間がピーク時。このピーク時がポイントです。この時間を使ってダイエットを意識しましょう。

もう１つは、一度身についた学習内容などは、いくら脳を使用してもカロリー消費量が低下します。なので、新しい本を読むなどし、常に脳に新しい刺激を与えることが2つ目のポイントです。新しいことを沢山覚え脳を活性化させましょう。

ご飯を食べてダイエット！？

食事誘導性熱代謝（DIT）は食事によるエネルギー生成や消化活動、栄養の吸収などの一連の反応の事を言います。人間が１日に消費するカロリーの１０％を担っていて、消化や栄養吸収を行う大事な働きですが、この反応を活性化させれば、消費カロリー量消化効率、栄養吸収率を引き上げることが出来るのです。つまり、この反応が強くなれば、食べるだけで効率的なダイエットができるというわけです。簡単なことですし、食べることでダイエット効果が得られるので、とてもお得なお話ですよね。

どうでしょうか。代謝を上げるとこれらのような効果が現れるのです。

しかしこの３種の代謝は、普段の生活で自分自身でも上げることができ、簡単にダイエット効果が得られるものです。ですが、そんな簡単にいかないのがダイエットの怖いところ。

実際に体重を落としたい、痩せたい、引き締まった体になりたいと考えても、なかなか理想の体にはならず、ストレスなどで逆に太ってしますこともありますよね。そんな時にストレスを溜めずに気持ちよく痩せやすい体を作ることが出来るのが痩身エステのいいところなのです。

「エステで痩せるのは、むくみが取れるから」と思われる方もいるかと思います。しかし、基礎代謝を上げることとエステとのつながりは、代謝を悪くしている部位のマッサージで流れを良くすることと、代謝を高めるためのマシーンを使って刺激することにあります。基礎代謝を上げるには筋肉量を増加させればいいのですが、いくら筋トレで筋肉をつけようとしても、なかなか時間がかかってしまします。それよりも今ある自分の筋肉の働きをエステで高めてくれます。これが早く筋肉量を増加させるための一番良い方法でもあります。エステマシーンを使い筋肉に収縮活動を与えて動かすことで、代謝を促したりします。それによって引き締めの効果が得られるというわけです。

また代謝を上げてくれるだけでなく、マッサージでは硬くなってしまっている筋肉を柔らかくして、血流やリンパの流れを良くします。筋肉をほぐす事で、脂肪分解酵素の分泌を促進させて筋肉が使うエネルギー分として脂肪を分解させやすくしたりできます。

このように痩身エステは、痩せるための行為を居心地のいい空間で、気持ちのいい施術を受けながら痩せられ、さらに他人にやってもらうということが最大の魅力です。

また、食事制限で摂取カロリーを抑えたり、運動で消費カロリーを増やしたりするダイエットと比べて痩身エステは、リバウンドしにくいとも言われています。エステで施術を受けながら代謝を高めていき、脂肪を燃焼していくことによって、リバウンドの起きにくい痩せ方をすることが出来ます。

更に、痩身エステでは、自分の体を数値化する習慣がつきます。普段では鏡で自分の体系を確認したり、体重や体脂肪率を測るくらいではありませんか？定期的に体の色々なところのサイズを測るということは、なかなかしませんし、いざ始めても続かないというのが現実ですよね。しかし痩身エステに通い始めると、通うたびに体中のサイズを必ず測ることになるのです。数字で見ることで、より効果が実感しやすくなりますし、結果が一目瞭然なので、すぐ改善にもつなぐ事ができます。

このように色々なメリットによって、諦めて挫折しがちなダイエットも成功しやすくなるのが痩身エステなのです。痩身エステで効率的に代謝を上げながら、痩せやすい習慣を身につけて自然に体系維持を目指しましょう。