低インシュリンダイエットで健康的に痩せられます!かしこく美しく痩せよう!
頭痛、肩こり、むくみ、低血圧などダイエット中のそんな症状に、心当たりはありませんか?
たいていは、体の栄養バランスがくるっている証拠です。ある特定の食品や低カロリーのものばかり選んで食べていると、かたよった栄養しか摂取できず、体のあちこちに支障が出てきます。
せっかく痩せても、お肌がカサカサのやつれ顔、体調絶不調おヨレヨレ状態では何にもなりません。必要なエネルギーは補給すべしです!!
低インシュリンダイエットの最大のおすすめポイントは、他の痩身ダイエット方法と比較して、何でも食べていいことです!普段の食事の中で、高GI値食材を低GI値食材に変えるだけだから、タンパク質など必要な栄養もとれて食生活の中身も向上します。もちろんこのメニューなら、生活習慣病対策もばっちり完璧です。
食べながらどんどん痩せて、ますます健康になれる、まさに理想のダイエット法です。
★楽しく食べて痩せよう!★
こちそうを口に入れた瞬間の「おいしい!!」という喜びがある限り、ダイエット中であろうが何だろうが、食べたいものは食べたいはずです。欲求不満になるよりは、我慢しないで無理のないダイエットすることが大切です。人生、食べる楽しみがなきゃ、やってられませんよね!
★これまでの常識は通じない!★
じゃがいも、ニンジン、かぼちゃを本当は食べちゃいけなかった!?
これまで、にんじんが太る野菜と思ったことはないはずです。でも、ニンジンのGI値は100gあたり80です。これはとても高い数値となっております。低インシュリンダイエットでは、食事量を制限しない代わりに、GI値の高いものを低いものに出来るだけチェンジしていく、これがダイエットの最大の約束事でした。
以下で高GI値の野菜を見てみましょう。
(単位:GI値)
ニンジン 80
じゃがいも 90
長芋 65
とうもろこし70
かぼちゃ 65
さといも 64
例えば、ニンジンはβカロチンがたっぷりの野菜です。栄養価は高くても、血糖値を急上昇させてしまうので、ダイエット中は食べるのをやめたほうが良いでしょう。そんなときのピンチヒッターは、モロヘイヤ、にら、ほうれん草、小松菜たちです。こんなβカロチンたっぷりの野菜をいつもより多く食べましょう!
食事の中でいちばん注意したいのは、体内で糖に代わる炭水化物ですね。いったい、白米、食パン、うどんのGI値は何でしょうか。
(単位:GI値)
白米 84
食パン 91
うどん 85
みんな80越えをしています。じゃあいったい何を食べたら良いの?という声が聞こえてくると思います。
低インシュリンダイエットのカギを握るのは、なんといっても主食です。でも毎食、穀物をしっかりとらないとお腹いっぱいにはなりませんよね。そこで、まずはこれまでのごはんはパンを、GI値の低い穀物に置き換えていくことを意識しましょう!
それでは、GI値の低い穀類、麺類、パンをご紹介します。
(単位:GI値)
はと麦 48
赤米 49
黒米 50
発芽玄米 54
五穀米 55
玄米 56
春雨 32
スパゲッティ 50
そば 59
グラハムパン 50
ライ麦パン 58
クロワッサン 68
これら記載のあるGI値60以下の食材を選びましょう!
★いつも通りのグルメでOK!★
「ダイエットにグルメは禁句」というのは過去の話です。低インシュリンダイエットの基本は、メニュー変更ではなく食材のチェンジです。低GI食材の目安は60以下です。60以下のものに変えれば、血糖値はゆっくり上昇するようになれます。これが基本ルールです。
こんな食べ物はGI値が低いので参考にしてください。
(単位:GI値)
トロ 40
ふぐ 40
チーズフォンデュ 34
いちご 29
シャンパン 32
★歯ごたえのあるものを選ぶ・つくる!★
基本はアルデンテで満腹感を!お米なら、白米よりかたい玄米やインディカ米、パンならやわらかい食パンよりグラハムパン、パスタならやわらかく茹でたものより芯の残るアルデンテが良いです。そう、噛みごたえのある食材ほどGI値は低いのです。かまないで飲み込めるものはGI値が高いと思って良いでしょう。また同じ食材だからGI値は一定というわけではなく、調理法によって変わってきます。歯ごたえがなくなると消化吸収も早まるので、かしこく調理しましょう!
満腹のサインは直ぐに出ません!例えば同じ白米でも、ごはんより柔らかく煮たおかゆのほうがサラッと食べられます。かたいものよりやわらかいものの方がいっぱい食べられるのはなぜでしょうか?
理由は歯ごたえの差です。歯ごたえのない食品は食べやすく、つい食べ過ぎてしまうのです。歯ごたえ十分だと時間をかけてかむので、脳にしっかり満腹のサインが伝わり、結果的に食べ過ぎを防ぐことができます。
つまり、同じGI値の食材なら、歯ごたえを残して調理した方がよりダイエット向きであるという結論になります。是非とも覚えておいてください!
★スローフードを楽しもう!★
先ほど歯ごたえに関して記載しましたが、スローフードの考え方も大切です。早食いをすると脳に満腹のサインが伝わりにくいとお伝えしましたが、ゆっくり味わいながら食べることで、1食1食を大切にする気持ちが生まれます。メンタル的にもダイエット成功の近道となりますよ。
それでは、次回のコラムでは、もう少し詳しく低インシュリンダイエットに適した食材を紹介してきます。みなさんも、料理や外食、コンビニ弁当などで食材を選ぶ際の参考にしてください!