ストレッチとは、カラダの筋肉を良い状態にするために引っ張って伸ばすことです。すると筋肉が柔軟になり、カラダを動かしやすくなります。運動前後にストレッチを行うことが効果的で、ウォーミングアップとしてストレッチを行うとケガ予防にも繋がります。またストレッチには「動的ストレッチ」と「静的ストレッチ」があり、それぞれどんなものなのか知っておくと良いでしょう。
「動的ストレッチ」とは、反動をつけ、カラダを動かしながら行うストレッチです。
イメージとしては「ラジオ体操」を想像しましょう。カラダを温めてくれるのでウォーミングアップになります。更にちょっとした筋トレにもなるという効果があります。ウォーミングアップには、「動的ストレッチ」です。
「静的ストレッチ」とは、カラダを止めた状態で行うストレッチです。
数秒間、同じ姿勢でじっくりと筋肉を伸ばすため、筋肉の柔軟性アップ、リラックス効果、疲労回復にもなります。運動後などに行うと良いでしょう。「静的ストレッチ」はウォーミングアップには向いていません。
まず一つ言っておきますが、「ストレッチだけでは脂肪燃焼にはならない」ということです。筋トレや有酸素運動とストレッチを組み合わせることで脂肪燃焼を促してくれます。有酸素運動を終えた後はしばらく体内では脂肪燃焼をし続けています。そのため運動後はすぐに休憩ではなく、ストレッチをしてあげましょう。効果的なポイントは「反動をつけない」「気持ち良いところで数秒伸ばす」「痛いところまでは伸ばさない」「呼吸は止めない」です。それでは、具体的なストレッチ方法をお教えします。
ウォーキング・ジョギングなどの足腰を使うような有酸素運動の場合は、ふくらはぎや足首を念入りにストレッチをしましょう。また膝回し、膝の屈伸もオススメです。更に太ももの裏側も伸ばしてあげることで筋肉がほぐれ、血行が良くなり脂肪燃焼効果アップします!
ストレッチが脂肪燃焼してくれるというわけではなく、有酸素運動とストレッチを組み合わせてあげることで脂肪燃焼効果がアップするということが分かりました。運動前はウォーミングアップをする方多いと思いますが、意外と運動後は「疲れた~」とすぐに休憩してしまいがちです。そうではなく、運動前後のストレッチを意識して行ってみましょう。そこで初めてダイエット効果が実感出来るはずです。