「食べる」という行為は人間にとって、とっても大切なことです。しかし過剰に食べてしまばえば、太ってしまうことはもちろん、健康にも悪影響を及ぼしてしまうことも多いです。今日はそんな過剰な食欲に勝つための食欲抑制についてご紹介したいと思います。まずはどんな時に人間は食欲が高まるのでしょうか。
イライラした時にストレスで食べてしまうという方、意外と多いと思います。食べることがストレス発散になるというのもよく聞きます。またストレスにより過剰に食べてしまい、その食べてしまったことに対し、ストレスを感じ、またストレス発散のために食べてしまうといった悪循環になりかねません。そのため、かなり注意すべき原因です。
これは医学的にも解明されているようで、睡眠の際に分泌されるはずの成長ホルモンが睡眠不足より分泌されないことで、脂肪を分解してくれる機能が働かず、エネルギー変換に重要な役割のアミノ酸が足りなくなってしまうからです。結果的にアミノ酸不足で食事から吸収しようとカラダが食べ物を欲するため、食欲が増進すると言われています。
たとえお腹がいっぱいになっていても、タンパク質不足の場合は、食欲がつきないことが解明されています。具体的にはお菓子や揚げ物をたくさん食べても、物足りないような気持ちになりますが、肉や魚は食べるとお腹を満足にさせてくれますよね。それによりタンパク質の多い食品の肉・魚・卵・大豆製品・乳製品は満足感も味わえ、過剰摂取を防いでくれるでしょう。しかしタンパク質だからと言って、食べ過ぎは良くありません。
運動をするとお腹が空くのは当たり前ですが、もちろん運動をしなくてもお腹は空きますよね。運動をしていない場合はカラダの機能を整えてくれる「セロトニン」という物質が不足してしまうため、食欲は満たされない状態になり、過剰な食欲になってしまいます。全然動いていないのにもかかわらず、変わらず過剰な食事をしてしまうことで、余計に太っていくという悪い流れになっています。
ほとんどの女性が生理前の自分の食欲に驚いたことがあるはずです。生理前はカラダに栄養をたくさん蓄えようとするため、食欲増加は問題ないようですが、だからといって絶対に太らないというわけではありません。ホルモンバランスの崩れによりストレスも溜まるため、結果的に食べ過ぎてしまい、過食気味になってしまうのです。しかしこれを防ぐために食べないことはNGで、そうなると過食ではなく、拒食に悩まされてしまうこともなくはありません。うまく自分のホルモンバランスと付き合っていきましょう。
即効性のある一時的に食欲を抑えるために出来る方法をご紹介したいと思います。
食後に歯磨きする方がほとんどだと思いますが、習慣化しておくと「歯を磨く」=「食事をした」「お腹がいっぱいになった」と脳に思い込ませることが出来ます。もちろん歯を磨くことも歯のためには大事ですし、更には口の中もスッキリするためオススメです♫
炭酸って飲むとお腹がいっぱいになりますよね。炭酸で胃が膨れるため、一時的に満腹感を味わえます。炭酸水と言っても、砂糖入りの甘いものでもなく、炭酸ジュースでもなく、カロリーゼロの炭酸水でないと意味はありませんので注意です。
とにかく口を動かしていると満腹中枢が刺激されるため、お腹が膨れますよね。そこで注意しなくてはならないのが、噛む力が強すぎてしまうと顎や噛み合わせにも影響が出てしまうようなので、ほどほどにしましょう。
食欲を抑えられずにお悩みの方は、一度試してみましょう。こんな単純なことでも食欲を抑えられるので、ついつい間食をしがちな方もこのような小さなことから始めてみるだけでダイエットの近道になるかもしれません。お試しあれ!